2013年12月02日

自分がどうしようもない状況に陥ったとき

「結果より過程が大事」

イヴォン・シュイナード(パタゴニア創始者)



パタゴニアの創始者であるイヴォンは様々なアウトドアスポーツを楽しむ。

もしも、山があって、その頂上を目指すのであれば、一番簡単な方法はヘリコプターをチャーターすることだろう。

より多くの魚を釣りたいのであれば、疑似餌など使わずにミミズに頼る方が効果的だ(経験より)。

さらには、アルペンスキーで整備されたゲレンデを滑るほうが、テレマークで深雪を滑るより簡単だ。


だが、彼は言う。

「私にとっては、そういう行為は、ただ結果に結びつけることでしかない。」

彼にとって重要なのは、スポーツにいかに取り組むかであり、そしてさらには結果ではなく、過程こそが大切だし、魅力的だと感じてる(確かに!)。

自分がどうしようもない状況に陥ったとき、ただただ結果を求めてしゃにむに、なってしまわないだろうか?

過程を楽しむなどという状況ではないだろうが、結果を考えずに過程を大切にすることで、今ある状況は変えていけると、イヴォンは言うのだ。

過程が大事だから、たとえ結果的に失敗してもくじける必要がない。

次のチャレンジに向けて、また、あらたな過程をを築いていけばいいだけだ。

この時、「失敗した」という経験が役立つ。

失敗する過程の1つは既に知っているからだ。




posted by ホーライ at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | プロに聞く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック