1 論理的説得力と相手の詭弁を論破する力を磨く
2 論理重視とともに感情面(価値観の面)での説得も重視する
3 歴史的展望を持った説得をする
4 戦略面と戦術面の区別ができていること
5 総合力、構想力をフルに発揮する
6 信頼関係をベースにしたつき合い方をする
7 契約でできた業務範囲にこだわり過ぎてはいけない
8 相手の利益を考えた説得
9 交渉のテクニックの駆使
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<解 説>
ただ相手を説きふせて、自分の考えに同調させるだけではなく、相手に「一定の行為」を行なうことを約束させるのが、ここでいう交渉であり、その結果としての契約である。
<ポイント>
1)特にインターナショナルな交渉においては、相手は、われわれよりも、よほど交渉ごとに長じていると思わなければならない。
4) 主張すべきことと妥協できることの区別ができていること。
5) 交渉の成り行きを概略予測できる構想力が必要(結果がまったく見えない交渉をしない)。
6)「不信に基づく契約」の内容に惑わされず、信頼関係をベースにしたつき合い方をする(契約は手段、ただし、万一のことをおろそかにせず契約の形にすることは重要)。
7)目的は何かを常に問う。