2014年04月13日

「確認のしかた」の達人

1 話し合いであいまいな所を残さない

2 話のズレを直す

@ 社・部・課の戦略的面についての確認をする

A 前提条件の確認をする

B 問題意識・危機意識のズレを確認する

3 抽象的な話は、具体的に確認する

4 内容が複雑な場合は実物を見せてもらう、あるいは体験させてもらう

5 評価領域の事柄も具体的に確認する

6 定期的なものは定量的に確認する

7 相手の狙いを確認する

8 今後のスケジュールを確認する


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<解 説>

日本人の会話は、主語を省略することが多かったり、結論に含みを持たせたり、「あれ」「それ」という指示代名詞を多用したり・・・と、あいまいさを多分に残しやすい。「危ないな」と感じたら、話がこじれる前にチェックしておくといい。それを面倒がって省いていると、気がついたときには修復困難なほどのギャップが広がってしまう。


<ポイント>

1)少しでもあいまいな箇所があれば、即座に質問する。さもないとあとで確認しづらいことが多い。

2)Aお互いに当然のこととして確認していないところにズレがあることが多い。

  B相手は問題と思っていないかもしれない。特に危機意識については、相手はそれほど逼迫感を持っていないかもしれない。

posted by ホーライ at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 報・連・相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月12日

確認とチェックの要点

●1.上司からの指示・命令を聞く

●2.確認のしかた

●3.報告の受け方

●4.書類チェックのしかた



●上司からの指示・命令を聞く

1 部・課の戦略にポイントを置いて聞く

2 問題はどこかに集中して聞く

3 抽象的指示・命令には、具体的説明を求める

4 上司の狙いはどこにあるのか把握

5 あいまいな箇所はその場で確認する

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<解 説>

同じ指示・命令を受けても、

@ そのとおりに行動できない部下

A 言葉どおりの範囲に受けとめて行動するが、それ以上のことはやらない部下

B 上司の意図までつかみ、任された範囲で適宜応用してベストと思われる解決をする部下

・・・と、部下のタイプはさまざま。Bまでやって、はじめて上司は認めてくれるものだ。


<ポイント>

1)戦略が分かっていなければ、とんでもない誤解をすることもあるだろうし、上司としても指示・命令が正しく伝わったのか非常に心配になってくる。

2)戦略上の問題点を的確につかむことも、上司の指示を正しく把握する上で重要である。

4)上司の立場と希望から来る狙いを明確に捉えておくこと。狙いがわ   からずに、指示・命令がわかったと思ってはいけない。ただし、ここでは、部・課の戦略が先行することは、言うまでもない

5)とくに具体的に、どこまで行動を起こすかについては、確認しておく。

ただし、この場合の基本は、部・課の戦略を達成するために、ベストと思われる範囲であることを認識しておくこと。指示・命令を受けたあと緊急的状況変化も起こり得る。


ラベル:部下の達人
posted by ホーライ at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 報・連・相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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