2014年07月06日

ムダの省き方

1 単純化する

2 人の節約をする

3 時間の無駄を省く

4 資源・エネルギーのムダを無くす

5 場所のムダを省く

6 少なくするより、まずなくすことを考える


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<解説>

ムダというものは、コレステロールのように、知らないうちにたまってくるものである。

定期的にムダを省くために、大ナタを振るうことが大切である。とはいっても、戦略上、適当なムダ(アソビ)のあることが、かえってクッションの働きをして都合のよい場所もあるので、注意する必要がある。


<ポイント>

2)ムダな仕事をしていないか、を点検。同時に、重要な仕事が抜けていないかも確認。戦略面からも確認。

3)「時間管理法の基本」参照。

4)経済計算の伴った代替案を考える。

8)場所の価値を認識する。特に東京のような地価の高いところでは。





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2014年04月24日

具体的な形にくだいて考えてみる

●8.具体的な形にくだいて考えてみる


1 抽象的な論理だけでわかった気にならない

2 実践行動に裏打ちされた知識を持つ

3 具体的行動とつながりのない中途半端な知識を振り回していないか

4 イメージの伴った理解、説明を行なっているか

5 基本的数字をハッキリととらえておくこと


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<ポイント>


1) たとえば、「資本家とは」といった抽象的論理の話し合いで、双方わかったつもりでいても、それぞれ勝手なイメージを思い浮かべていることが多く、内容が正しく相手に伝わっていない可能性が強い。

5) 数量的背景のない感覚だけの「もののとらえ方」は場合によっては無意味である。


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2014年04月23日

確定的要素から出発して考える(2)

●7.確定的要素から出発して考える(2)


1 活字(情報統計データ)を即、信用してはいけない

2 マーケットの規模などをうのみにしてはいけない

3 印象だけでものごとを判断してはいけない

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<解 説>

活字情報、マーケット規模など、一見、確定的に見えることがらも、視点を変え、より深く観察することによって、実は、それほど確定的な基盤の上にはのっていないことがわかる。



<ポイント>


1) 「ことごとく書を信ぜば、書なきにしかず」(『孟子』)。

データのとり方によっては現実の感覚と明らかに矛盾する結果が出てくることがある。

例;陸上の100メートル競走で、9秒94といっても高地と平地で、まったく違ってくる。

従来の考え方が、そのまま正しいと思っていてはダメ。湯川秀樹博士が、中間子理論を考えたのは、従来の考え方だと、説明できないことがあり、何かおかしいと疑ったところから発する。



2) 新用途の出現で、マーケット規模も大きく変わる。

例;コンピュータの需要予測は、当初予測とまったく違って大きくなった。



3) 顧客の態度;とくに、新人セールスマンが、客にひどく絞られたときなど、判断を誤りやすい。

仕事への興味;第一印象はよくなくても、だんだん内容がわかってきて、工夫していくうちに興味がわいてくることが多い。


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2014年04月22日

確定的要素から出発して考える(1)

●6.確定的要素から出発して考える(1)

1 人の話をうのみにして一喜一憂していないか

2 推測と事実を明確に区別しているか

3 不確実なものに対して自分で確認する努力を払っているか

4 仮定に基づく長たらしい議論をしていないか

5 評価領域の事柄(よい悪い、好き嫌い、美しい、正しい・・・etc.)と事実領域の事柄(単純なできごと、数量的事実・・・etc.)を区別しているか

6 知ったかぶりをし、不確実な情報に基づいて行動していないか


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<ポイント>


1)専門家の意見でも、そのまま信じてはならない。それは、彼等が自分の専門分野の範囲内でしか、ものを考えていないことが多いからである。
  
たとえば、専門家が「できない」と言ったとしても、それは本当に、広い意味で「できない」のかどうかは、わからないのである。

2)聞くとき、考えるとき、人に伝えるとき・・・噂話がいつの間にか事実であるかのように一人歩きする。

3)不確実な表現にはCHECKを入れて確認する。

例;「あいつはいいやつだ」と言われたら、「いい」を勝手に解釈せず、その場で、たとえば、「どのようにいいのか」を具体的に聞いてみることが大切。

4)確認してからあらためて議論する。

5)評価領域の事柄は、人により感じ方が違うので、自分で勝手に解釈してはいけない。

6)わからないことは、そのつど調べる。ダメモトでいいから、確かめてみる。足を使い確認、反対意見確認。

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